札幌の六畳一間

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<<   作成日時 : 2015/12/31 13:50   >>

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2015年も終わり。
今年も読者の皆様、出版社の皆様、大変お世話になりました。

今年はプリンセスゴールドで怪奇絵巻の読み切りを描いたのと
プリンセスでありがち五郎の連載を始めた(1pだけ)のが特別。

ボニータやプチプリンセスの連載はそのまま。
秋田書店の少女漫画誌全誌に描いた年。

来年はもう少し売れる(ようにする)。


では今日紹介の本。

『蝋面博士』 横溝正史 昭和50年・初版
少年少女金田一耕助シリーズ5 朝日ソノラマ


画像



表紙絵は田村元。

悪名高き「少年少女金田一耕助シリーズ」。

当時は角川で横溝作品がブーム。

「それなら、少年少女向け作品での金田一耕助全集を作ろう」。
その発想は良かったが、
いかんせん金田一耕助の出る少年向け作品は5長編しかない。

しかも「金色の魔術師」は講談社で少年倶楽部文庫や
少年少女講談社文庫で出ていて、版を重ねていて、
その権利関係か、このシリーズには入らず。

「迷宮の扉」はまだ発掘前。

よって、3作品しかない状態で
全10巻の発刊に踏み切ったという乱暴なシリーズ。

すべてに他作家の手が入っている。

3作は金田一耕助の出る少年もの。文章が手直しされている。
2作は金田一耕助の出ない少年ものを、出るように書き換えたもの。
5作は「八つ墓村」などを少年少女向けにリライトしたもの。

この『蝋面博士』は元は金田一耕助の出ない少年ものを、出るように書き換えたもの。

こういう経緯は一切触れられていない。
リライト担当は山村正夫だが、
「私がこういう理由でリライトを担当しました」という説明は無い。

それでいて、その後の、現在の電子書籍に至るまで
横溝少年ものは他作家の手の入った版しかないという状況。




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