札幌の六畳一間

アクセスカウンタ

zoom RSS ダブル正実

<<   作成日時 : 2013/10/13 23:27   >>

トラックバック 0 / コメント 0

今日の天皇杯でジュビロ磐田に勝ったのだ。

試合中は札幌HPのテキスト速報に張り付いていた。

ジャイアントキリングと呼ぶほど両チームの
実力差があるとは思わない。
今J2で10位の札幌に負けるジュビロは
相当マズいぞ。


では今日紹介の本。


『救援隊』 福島正実 昭和50年・初版 角川文庫
角川書店


画像



ジュニアSF集。
「救援隊」「暗黒のかなたへ」「地球人オリガ」の
3編収録。

表紙絵・挿絵ともに中山正実。

あまり見かけない本。

遭難した宇宙船を助けに向かう救援隊。
主人公の宇宙船の指揮官の名が
「ガガーリン」なのが時代だ。

しかし、そういう宇宙が舞台な話ではなく、
死んだ兄から電話がかかってきて、
青山墓地のウチの墓まで、
俺の隕石コレクションを持ってきてくれ、と
頼んでくる2話目のほうが
読者は入り込みやすいと思う。

あとがきが福島先生の
「私がジュヴナイルを書く心構え」だった。

「ジュヴナイルものであることが、
 私にとって余技的な作品であることや、
 気軽に、程度を下げて書かれたりしたものであることを
 意味しない、ということです。」

「私の全仕事のなかで、ジュヴナイルものは、
 れっきとした、独立した分野を形成しています。」

「この年代の少年(少女を含めて)たちは、
 私の見解によれば、いわゆる少年の世界と
 大人の世界とのボーダーライン上に生きています。
 
 彼らは、年齢的、社会的には
 少年の世界に生きながら、同時に、
 終始、大人の世界に接触し、
 その影響を受けつつ生きているのです。
 そして、その結果生みだされる考え方や
 感じ方が、やがて一生のあいだ彼を彼として
 同定する個性や自我となっていくのです。」

「気軽に書くなどとんでもないことだったのです。
 彼らから、単なる大人の押しつけと思われないような
 ――そして、先の見えない同輩とも思われないような――
 しかも、魅力ある空想と現実性のある思考とを
 つくっていく作業。
 これはやはり、私にとって一生の仕事になるでしょう。」

等々。

すごい。





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ダブル正実 札幌の六畳一間/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる